「バッタを倒しにアフリカへ」を読んで。
ついさっき、ある本を読み終わった。
その本は、
「バッタを倒しにアフリカへ」という本だ。
前野ウルド浩太郎の著書だ。
僕はオードリーというお笑いコンビが大好きだ。心酔している。
春日も若林も、どちらも大好きなのだが、
それでも、どちらかを選べと言われたら、春日を蹴落とし、若林を選んでしまう自分が想像できる。
そんな若様(いつも若様と呼んでいるので、以降若様にする)だが、去年の夏頃、本を出している。
若様がキューバに一人旅行した際の旅行記のような本だ。
若様を敬愛する僕は、当然買った。そして読んだ。贔屓目なしでも良い本だったと思う。(この本の感想はまたにしよう。熱くなってしまうので。)
そして先日、この若様の本が、賞を取ったのだ。(斎藤茂太賞だったかな?)
僕は本については全く詳しくなかったのだが、若様の本が賞を取るのは、とても嬉しかった。(面白かったしね。)
そしてオードリーのラジオにて、その授賞式の内容を若様が喋っていた。
「自分のキューバ本とトップ争いした作品があったらしく、実際読んでみたらめちゃくちゃおもしろかった。」と言っていたのだ。
若様が面白いと言ったのだ、買わずにはいられない。ウズウズしたきた。
そうして佐川町の本屋さんに走り、(スーパーの中に本屋さんがある)
「バッタの本ありますか!?」と言ったら、店員さんは「あ、あのアメリカのやつ・・・」と言って本を出してくれた。
(アメリカじゃなくて、アフリカなんだけどなぁ・・・)
と思いつつ、スタイリッシュにお会計を済ませ、本を手に入れたのだ。
そう、それがこの本を手に入れるまでのストーリーだ。
自分でも長すぎてびっくりしている。びっくりドンキーだ。
それでようやく、このバッタ本の感想に入れるわけだが、一言で言うなら、
「貧乏無収入のアラサー研究ジャンキーがアフリカでバッタを研究したくて堪らない」
という話だ。
この本を読んでわかったのは、バッタが大量発生すると洒落にならないくらい危ない天災だと言うこと。
日本の多くの博士課程終了した人が、研究や就職するのに無茶苦茶苦労していること。
バッタを愛する変な日本人がいること。
がわかった。把握した。
言葉も通じないアフリカでの著者の行動や研究に対する熱い想いはとても純粋だ。
夢を諦めない。という言うだけならハチャメチャ簡単な言葉も、実現するのは難しい事も多い。
ほぼほぼナイトメアモードだ。
そんな中夢を貫き通す信念や図太さは見習うべきだと感じた。感じたんだからねッッッッ…。